車検で見られているポイントをチェック!

車検に車を出す際に、あらかじめどの部分がチェックされるのか知っておけば、自分自身で点検して修理をしておけます。自分で修理しておけば、ディーラーなどの車検業者で修理する必要がないので車検代も安くなるでしょう。車検場でのチェックポイントをご紹介します。

 

外観・内装のチェックポイント

外観・内装のチェックポイントとして最初にチェックするのは灯光装置です。ヘッドランプやテールランプ、ウインカーなどの動作状況をチェックしておきましょう。切れている場合は交換してお区必要があります。次に重要なのはタイヤです。溝の残量や亀裂がないかどうかをチェックします。タイヤの溝は1.6ミリ以上あれば大丈夫です。溝の深さはスリップサインが出てないかチェックしましょう。ガラスにヒビがないかも確認が必要です。フロントガラスや側面ガラスにシールなどが貼られている場合は剥がしておく必要があります。内装についてはバックミラーやシートベルト、ギアパターン、コーンションラベル、発煙筒の有無を確認します。メーター周りは警告灯が警告を発していないかどうか確認します。

 

機能や装置のチェック

まず、ワイパーが正常に作動し、ウインドウォッシャー液が出ることを確認します。ホーンを押しホーンが鳴ることも確認する必要があります。マフラーについては動作中に排気漏れがないかどうかをチェックします。空ぶかしを行い排気漏れが確認されたら交換かパテにて修復します。タイヤの内側と車体中央側についているドライブシャフトブーツに亀裂がないかも確認します。確認方法としては、ハンドルを目一杯切ってドライブシャフトブーツを確認し亀裂がなければ大丈夫です。車体中央についているステアリングラックブーツも要確認です。ハンドルを目一杯きり、フロントタイヤの隙間からステアリングラックブーツを確認し損傷や破けがなければ大丈夫です。

 

予備検査場でのチェックポイント

陸運支局の近くには予備検査場と呼ばれる、車検項目と同じ内容の検査を事前に行える民間の検査場があります。民間の運営なので有料とはなりますが、事前にチェックが可能なので利用するのが得策です。
予備検査場で行う検査は、サイドスリップ検査があります。自動車の前輪のタイヤの横滑り量を測定するものです。基準値に満たない場合には予備検査場のスタッフが調整を行ってくれます。その後、ブレーキ検査が行われます。効き具合が十分でない場合は修理が必要となりますが、車検に合格するためのコツを教えてもらえることもあります。スピードメーター検査では、時速40キロメートルまでタイヤを回転させて実際の車速とスピードメーターの誤差を確認します。最後にヘッドランプ検査を行いますが、この時には光軸が重要です。光軸がずれている場合は予備検査場の人が調整を行ってくれます。