車検前に色々なところから送られるハガキ。どうすればいい?

車検時期が近づいてくると、どこから情報を得たのか色々な業者からハガキが送られてくるのはよくある状況です。時期が近づくにつれて数も多くなりますが、山積みになってしまった車検の案内を見てどのように考えるのが良いのでしょうか。

 

車検は普段から利用している業者が基本

車検を受けなければならない時期が近づいてきたときに、あまりに多くのハガキが届いて驚いてしまう人もいるでしょう。車を買った業者から車検の期日についての案内を送ってくれるかもしれません。しかし、それだけでなく、車検を行っている数々の業者からダイレクトメールが送られてくるのもよくあるパターンです。どこで情報を仕入れたのかと悩んでしまうよりも、むしろそれだけ多くの情報が入ってきて圧倒されてしまうかもしれません。ハガキに明記されている車検費用や車検時間を比較してみると、それ以前よりもずっと安かったり短時間だったりして魅力に駆られます。しかし、基本的には普段から利用している業者を利用するようにするのが安全策です。

 

ハガキの記載内容に関する注意

ハガキに記載されている車検費用や車検時間は魅力的なものになっています。今利用している業者よりも魅力が大きい場合が多いのは、それがあくまで業者側が提供できる最大のサービスを表記しているからです。費用がいくらと記載されているときによく見てみると、正確にはいくらからという形になっているでしょう。車種によって法定費用が異なるので一律の費用にするのは困難です。時間についても最短と記載されているのが一般的であり、整備内容や混み具合によってはそれ以上の時間がかかってしまう場合があります。安易にハガキの記載内容を鵜呑みにしてしまうと、今までの業者に比べて見劣りしてしまう結果になる場合もあるので注意しましょう。

 

車検を見直すときには自分から探す

今まで利用してきた車検業者に繰り返し依頼すると、それまでの整備の履歴を反映させて適切な整備を行っていってくれます。その点からあまりむやみに変更しないのが良い方法ですが、もし見直しをしたいという状況になったら自分から主体的に探すようにしましょう。ハガキに記載されているのはセールス文句なので、それにのせられてしまわずに自分で目的を決めて業者を探すのが大切です。安くしたいのか時間を短くしたいのか、あるいはもっと高いレベルの整備を行って欲しいのかといった点をよく考えて、業者比較を自分で行いましょう。そして、実際に相談に行って実施内容や費用、時間について確認を取り、納得した上で車検を受けるのが大切です。