車検で交換することになる主な部品を紹介!

車検を受けた時に不備が見つかると、改善してからまた受けるわけです。これは想像している以上に手間がかかりますから、あらかじめどの部品が引っかかりやすいのかがわかっていれば、事前に交換や修理をしておけるのでとても便利です。

 

電灯類は見逃しがちです

車検ではベッドライトはもちろんなのですが、テールランプやバックギアに入れた時に光るランプなどをチェックされます。それからナンバープレートを照らすものも見ておきたいです。
これらの一つでもきちんと点灯していないのであれば、その時点で車検は終了になってしまうので、前もって調べておくと良いでしょう。特に古いトラックの場合だと、電球が切れている可能性が高くなります。ただし、電灯類は改善をするのはそれほど困難ではない場合が多いです。その理由はカバーを外して電球を交換すれば良いだけだからです。唯一注意しておきたのは、作業をする際にカバーを割ってしまわないという点で、光が漏れるほどの大きな破損だとやはり車検に通らないので気をつけましょう。

 

パイプ関係も見ておきたいです

トラックのエンジンルームを見るといたるところにパイプが張り巡らされています。よくあるのがそこから何かしらの液体が漏れているといったケースです。オイルが滲んでいる程度であれば見逃してもらえるかもしれないのですが、念のため修理しておくのが無難です。マフラーも同様にパイプが通っているのですが、こちらもアクセルをふかした時に排気ガスが排出口以外から出ているようでは車検はパスできません。
オイルが垂れているなら一度抜いてから作業すると良いです。いずれも熱に強いパテと呼ばれる特殊な粘土が売られているので、穴を塞いでおきます。中には繋ぎ目のナットが緩んでいる場合も考えられるため、固く締まっているか確認しておくと安心です。

 

それ以外の引っかかりやすい部品

他にも見ておきたいのはガラスで、前と後ろ、それからサイドにもありますが、よく調べないとわからないほどの傷なら問題はないものの、大きく亀裂が入っているなら交換するしかないのです。普段から悪路を走っている車ならサイドスリップという項目に引っかかる可能性があるので、前輪の内側にあるビスで調整しなければいけません。車体の高さを変えているのであれば、車検に通らないかもしれないので、車検証やネットで調べて元に戻すのがおすすめです。
シートや車種によっては荷物が運転席まで滑り込んで来ないように仕切り棒がついています。たくさん積み込みたいのでそれらを外してしまっているトラックもありますが、いずれもないと車検には通らないので、くれぐれも処分してしまわないようにしたいです。